お優しいフォロワーさんから、曲の分類の解説とともにリクエストをいただきました!!
大変お待たせしてしまいすみません><
いつもながら考察と呼べるほどのものかは謎ですが、頭をフル回転させて書きました!ということは自信を持って言い切れます笑 ご期待に添えられていますように……!
現在メインストーリーは3部10章まで履修済で、
MEZZO"の楽曲は初期のもの(『miss you...』、『恋のかけら』、『雨』あたり)は聴いていますが、そのほかは「曲の存在だけで重大なネタバレになるものもある」と教えていただいたので聴いておりません!(厳密には一回だけ全曲通して聞いたけどもう記憶なくなってます)
こちらの『フォトフレーム』は2023年リリースということで、時系列的にはかなりすっ飛ばして聴いていることになります
(改めて考えると初期の曲の感想先に書いとくべきだったかな……という気がしてきました笑)
のでこの曲を聴いてまず思ったのは
めちゃくちゃ進展(?)してる……!!
もとから切ない恋愛ソング専門って感じのMEZZO"さんでしたが、ついに“幸せ”について歌えるようになったんだ……おめでとう……泣 という気持ちでいっぱいでした笑
ただ、ハッピー!イェイ!みたいな曲ではなくしっかりしっとり切ないのもMEZZO"らしさを保ったまま成長(?)しているような感覚ですごくいいな……と思いました
これメインストーリー全部履修してから改めて歌詞読んだらまた感想と感慨深さが全然変わってきそうですよね
そのころこの感想を読み返したらめちゃくちゃ恥ずかしく感じるかもしれませんが笑、とりあえず今の感想!ということで投稿します!
最初にこの曲全体について思ったことざっと書きます
一貫して、“大切”とか“大事”とか“かけがえのない”といったワードが一切入っていないのにもかかわらず、こんなにも愛にあふれた歌詞になっていることに脱帽しました
直接的なワードを使わず、ほとんどシチュエーションの提示と比喩のみで、大切な人たちを慈しむ気持ちを表現している…………
また、個人的には、MEZZO"はMEZZO"のふたりだけで完結している関係性なのではなく、大前提としてIDOLiSH7というグループが土台にあると思っているのですが、
そんな中でもこの曲がIDOLiSH7の曲ではなくMEZZO"の曲だということにすごく意味があるなあと感じました
というのも、IDOLiSH7は”喪失”というものを知っているか知っていないかによって、メンバーを綺麗に、しかもグラデーションをつけて分けることができると個人的に思っているんですね
※3部前半までに出ている情報で判断していますので以後変わってる部分とかありましたらご容赦ください
”喪失”を
知らない
↑ 一織
↑ 三月
↑ 大和
↓ 陸(家族と生き別れ)
↓ ナギ(親しい友人が失踪→……)
↓ 環・壮五(家族と死別)
知っている
↑だいたいこういう感じのです
ストーリーでもたびたび出てきますが、IDOLiSH7の中でもMEZZO"のふたりは人生のかなり早い段階で、しかも彼らにとってとても大切な家族を亡くすという経験をしていますし、それだけではなく精神的に恵まれているとは言えない境遇に幼少期から事務所に入るまでの長い期間置かれていました
そんなふたりがこういった内容の歌を歌うということ、歌えるようになったということに、すごく意味を感じますし感慨を抱いてしまいますね…………
ちなみに一織・三月・大和を同列にしていないのは
・三月は推しが突然消えている
・大和は自身の出生について知ったことで見えている世界が変わるという経験をしている
のでそれらを個人の感覚で順にしています
まだ何も失っていない(※個人の主観です)和泉一織、つよい……
(もちろん喪失を知らないからといって何も分かってないとか人生経験がないとか言おうとしているわけではないです ただ喪失を知って乗り越えようとした経験があるかどうかは意識的にも無意識的にも価値観に大きな影響を与えるのではと個人的に思っているのでこういう分け方をしています)
それにしても最年少組がこの点に関して完全に対極なのすごいな……(ただの感想)
なお、この曲の主語はほぼ一貫して「僕」のため、「僕」=主人公としてひとりの人格が語ることとしてとらえています
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