開演前の空気が好き

舞台中心の感想置き場です。

劇団時間制作10周年記念公演『トータルペイン』 ─「尊重する」って何だろう

赤坂レッドシアター。文字通り赤い……


『トータルペイン』観ました!

初日後Twitterで話題になっており、まだチケット取れたので行ってきました。
なんだかんだ、小西くん出演作品かなり観ている気がしている……

 

作品概要

劇団時間制作10周年記念公演『トータルペイン』
ーファンタジーが、崩壊の始まりだったー

‘‘当たり前‘‘が‘‘当たり前ではない‘‘
その事を知ってから数年が経った

今では事故で亡くした母の事を笑って話せる
時々淋しくなる事もある
時々今の自分を母はどう感じてるのだろうと
そんな事を考える時もある

死後の世界を信じているわけではない
かといって、全く信じていないわけでもない
言ってしまえば、別に深く考えた事がないのだ
今日までは・・・。

劇団時間制作10年ぶりのファンタジー
・・・痛みは、人を壊す

zikanseisaku.com

 

1回じゃ全部わかりはしないけど、何回も観に行く体力はない……
ので1回の記憶でどうにか考えるしかない……

という感じでした笑

 

全体的な感想としては「そう一筋縄じゃいかないよなあ」
生きたい、生きていてほしい、終わりにしたい、エゴ、尊重
人間って矛盾ばかりで、でもだからこそ人間なのかもしれないと思った。論理的思考と感情、どちらも獲得して初めて「矛盾」というものは生まれると思うので……

 

感想は観劇後すぐにメモしておいたものを元にしています。

劇場では劇団の方たちがスタッフとして接客していたりご友人とお話ししていたりして、この感じなんだか懐かしいなあと思いました笑

 

※ネタバレ注意です

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ミュージカル『刀剣乱舞』 すえひろがり 乱舞野外祭 ─9/17・20・21現地の記憶(備忘録)

このあと浦島水ペンラシートも作成しました

昨年9月に富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催された「ミュージカル『刀剣乱舞』すえひろがり 乱舞野外祭」に3日間現地参戦していました!

という自分用の記録です。

開催が告知された約1年前はさすがに富士急まで行けないし体力持たなさそう……と諦めモードだったのですが、花影で長谷部に沼ったことで必死でチケットを得、オフィシャルツアーバス・ホテルを取り……気づけば3回も現地参戦していました。

かなり時間が経ちましたが、今思い出していてもやっぱり現地で見られて本当に幸せだったなと……

 

感想というほどまとまってもいない、ただの現地で見たものの備忘録なのでご了承ください。本当に雑多です!
当時のオタクの叫び聞きたいなーという方にしかおすすめできません

 

※言うまでもないですがネタバレ注意です

  • 9/17(土) 初日
  • 9/20(水)
  • 9/21(木)
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映画『赤と白とロイヤルブルー』感想 (ちょっと辛口?) ─まさに現代の『お伽話』

 

公開前から話題になっていたこちらの作品。

Amazon Prime Video限定配信のため、私は未加入なのでどうしようかな〜と思っていたのですが……
スラムダンクの漫画を全巻購入した際に無料体験にも加入していたことをギリギリで思い出し、期限が切れる前日に滑り込みで観ることができました。

(気付くのが遅かったけどGood Omensも観ておけばよかった……)

 

作品概要

ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー小説を原作とする「赤と白とロイヤルブルー」の主人公は、アメリカ大統領の息子アレックスとイギリスのヘンリー王子。

2人の長期にわたる確執は両国間に亀裂を生じさせかねない事態となり、表向きの和解を余儀なくされる。

すると凍りついていた関係は解け始め、心の奥に秘めた思いに火をつけることになる。

www.primevideo.com

 

まずはネタバレなしの感想をひとこと!

タイトルにもしたとおり、まさに『現代のお伽話』だなと感じました。いろいろな意味で。

 

全体的にちょっと辛口な感想が多くなったので、いいところ/気になったところで項目を分けています。
雑音を入れずに気持ちよく終わりたい方は後半読まないでくださいね!

 

追記:この記事の感想はあくまで映画の内容についてのみです!
原作を読んだらまた違う感想になるんだろうなと思います。

 

※以下ネタバレあり

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