開演前の空気が好き

舞台中心の感想置き場です。

虎於さんミリしら新規マネのDon't Analyze Me歌詞考察っていうか推測

すべてのはじまり

 

サブスクのおすすめで流れてきたこちら↑の楽曲「Don't Analyze Me」からアイドリッシュセブンに興味を持ち、フォロワーさんにおすすめしてもらったムビナナを観、そして流れるようにアプリを始め、ここ3週間ほどはひたすらメインストーリーを読みまくる日々を送っていました笑

ストーリーがおもしろいということは知っていたんですけどこれ以上ソシャゲ増やしたら終わると思って直視しないようにしていたのに……まさかの耳から……

現在メインストーリーを今2部まで読了したところです。

 

きっかけとなったこの曲の旋律と歌詞が単純に好きというのはもちろんなのですが

リリース時の声優さんのツイート(何かで検索に出てきた)に「虎於に対する解像度が高い」とあったのが気になりまして

ほとんど何も知らない人間が、この曲の歌詞を考察してみたらどうなるかな〜という発想でいろいろ書いてみました。

 

現時点で虎於さんについて知っている情報は以下のとおりです↓

・ŹOOĻというグループのパーフォマンス担当らしい(フォロワーさん情報)
・ŹOOĻというグループのセクシー担当らしい(フォロワーさん情報)
・ボンボンの末っ子らしい(フォロワーさん情報)
・身長185cm体重80kgで登場アイドルのうち一番BMIが高いらしい(フォロワーさん情報)
・壮五くんともともと知り合いっぽい(壮五くん誕生日お祝いボイスより)
・映画好きらしい(トウマくんのホームボイスより)

このくらいでしょうか……

あと、可愛いって言われてるのをよく観測する気がします笑

 

 

歌詞を見ていく前にまず前提として、この歌全体について

①「俺」が「お前」に語りかける形式と仮定
デュエットだが歌い手同士が言葉を交わし合うのではなく、ひとりの主体である「俺」からひとりの対象「お前」への歌詞をふたりで割り振っていると思われる
(「俺」という詞をふたりで歌っている箇所があるところから推測)
(歌い手同士が言葉を交わし合う形式の例→「Fly away!」)

②「Don't analyze me」と落ちサビまで3回も歌ったあとでラスサビの最後でついに「Please analyze me」に変わるところから、主体である「俺」の何らかの意識の変化を歌っている?と推測

 

※英単語は初歩的なものも一応全部調べ直してます(知らない意味もあるかもしれないので)

 

 

推測なのでかなりの部分「?」がついています

また、当然ですがほぼ何も知らないので全然違う方向に飛躍してる可能性もあります。大目に見ていただけると幸いです笑

でははじまり!

 

 

 

1番 Aメロ

白い胸元 飾るメテオのネックレス
お前にとっての俺の存在

メテオ=流星…綺麗なもの、珍しいもの、一瞬で消えてしまうもの、(願いを叶えてくれるかもしれないもの)
ネックレスははたから見て一番目立つアクセサリー
→『お前にとっての俺の存在』は、「お前」の美しさを引き立て、優越性を見せつけるための見た目だけのステータスのようなものだと「俺」は思っている?
→中身を見てもらえないと拗ねてる?

 

慎重論者は言うだろう「ちゃんと感情論抜きで見なさい」
誰より論理的〈ロジカル〉に見てるけど

→「俺」は自分の知性、判断力に自信がある?

 

とろけるような言葉とKissどっちがいい?
欲しがりなとこもっと晒して

「とろけるような」とついているのでキスだけでなく言葉も中身がないもの?
どっちも欲しいと言わせたいからどっちがいい?と聞いている?
→冒頭では「俺」の中身なんてどうでもいいんだろって拗ねてるけど、それでもいいから必要とされたい?

 

心酔中の瞳じゃ 潤んじゃって何も映らないか
探せよ 俺の影

『心酔中の瞳』を見て安心している?
『俺の”影”』ということは「お前」が探そうとしたときすでに「俺」はいない、「お前」がぼうっとしてるうちに去ってしまう(=すぐ消える流星、メテオにつながってくる?)
→「お前」が気付いたときに「俺」はもういないけど、それでも「俺」のことを探してほしい
→追い求められたい,必要とされたいと思っている?(再)

 

1番 Bメロ

柔らかな素肌の上に 線を描いてやろうか

『線』=たぶん爪で引っ掻いてつける傷
→「俺」のものだって印をつけたい?
→もしくは、うわべだけで「俺」を求める「お前」に傷をつけることで仕返しをしたい?

 

爪の痕で休符つけたら

『爪の痕』に似てる休符といえば8分休符?(まあ×2すれば16分休符にもなる)
→つまり一瞬ということ?

直前では「線」と言っているが、『爪の痕で休符』ってことは引っ掻いておらず爪を押し付けた程度に抑えてる? 結局傷つけてはいないっぽい?
→優しさ? 傷つけるのが怖い?

 

Crazy, crazy session 

crazy …気が狂った、変な、夢中になる、素晴らしい
session …演奏、会議、法廷、ある活動を行う時間や期間 (日本では最初の演奏という意味がメインだと思う)
→おかしくなってしまうような、夢中になる「俺」と「お前」の時間?

 

1番 サビ

愛には愛情 嘘には嘘
それなり返すのがRegulation

相手の行動を区別して対応している
→愛と嘘を見分けられる自信がある?

regulation …規則、法規 形容詞だと口語で“お決まりのもの”という意味もある
→これが「俺」にとっての処世術?

 

裸の心は誰も知らない
今はまだDon't analyze me

『誰も知らない』…誰も知ろうとしない/誰にも知られないように「俺」自身が隠している(2番の内容を考えるとおそらく後者)
regulation=規則にしたがって反応しているだけで、「俺」本人の意思や動機からのものではない
Don't analyze me=分析するな
→分かろうとするな?
→自分のことを理解してくれる人なんているはずがないと思っているからこそ本心を見せようとしない?

 

2番 Aメロ

希望含めたアルゴリズムじゃ解けない
俺が何者であるかなんて

アルゴリズム=特定の問題を解いたり、課題を解決したりするための計算手順や処理手順のこと
「俺」に対して理想というフィルターがかかった状態、かつ、型にはめたような計算では「俺」のことを理解なんてできないと言っている
→これまで理想や希望を押し付けられてきた?

 

当人だって分かってない 見つける気もさらさらないが

→人から自分の本心を理解されることも、自分自身で理解することも「俺」は諦めてる?
→どうでもいいと思ってる?

 

ひとときのアバンチュール

アバンチュール…冒険、特に恋の冒険・火遊び
→一瞬の火遊びなら「俺」のことを理解する必要もないだろうということ?
→もしくは単純に2番Bメロにかかってる?


 

2番 Bメロ

天鵞絨の中に誘いな きっと巡り会える

天鵞絨はカーテンや緞帳に使われる
→隠れた場所でなら見せてくれる?

 

猛り叫ぶ手負いの獣

猛り叫ぶ=威嚇
威嚇とは自分を強く見せるためのものなので、本当に強いのであれば威嚇する必要はない
→「俺」の本当の姿は傷ついた弱い獣?
→怯え、これ以上傷つかないために自分を大きく強く見せようとしている?

 

Risky, risky mission 

risky …危険な、大胆な
mission …任務、使命、作戦
→「俺」を理解するためにはこの『獣』と対峙する必要がある?(これがrisky mission?)

 

2番 サビ

夢とは幻想 祈りは自我〈エゴ〉
言い聞かせてきたRegulation

夢=幻想=現実ではないもの=叶わないもの
祈り=エゴ=自分本位、利己主義→自己満足しかもたらさない=届かないもの
→何をしても何にもならないと自分に言い聞かせ思い込ませている?

 

このまま燿く未来などない
吐き捨てたDon't analyze me

『耀』は『光』と、『翟』(鳥が羽をひらめかせて高く飛び立つという意味)が組み合わさった漢字
→ひかりかがやくという意味に加えて、今いる場所から飛び立つこともできないというニュアンスが含まれている? 籠の鳥的ニュアンス?

『吐き捨てた』
→1番サビではかっこつけてたけどここで本心が出てる?
1番では”俺に触れたら火傷するぜ”的なかっこつけ感があったけどここの2番では”うっとおしいからもう放っておいてくれ”という感じがする

 

Cメロ

Midnight movie

Midnight movie =カルト映画…多くの映画評論家、観客からは駄作、凡作と切り捨てられた作品だが、一部に熱狂的なファンを獲得した映画のこと

→もしこの成句表現通りの意味なら…周りの人間がダメだ、何の価値もないと言ったものが「俺」にとっての憧れ、好きなもの、なりたいもの、したいこと(だった)?

→もし単純に『真夜中の映画』という意味合いなら
…にぎやかな映画館で観る映画ではなく、真夜中に暗い部屋でひとりで映画を眺めているイメージ?

 

瞬きも忘れ見てた

(Midnight movie がどんな意味だったとしても、それに)
→夢中になった(歌詞そのまま)

なんとなくこのつながりだとMidnight movieの意味は前者っぽい感じがする?

 

I know 気付いてる 滾る想い

何らかの気持ち、意思が湧き上がっていることを「俺」は気づいている(歌詞そのまま)
何をしても何にもならないと思い込んでいる? 状態からの変化の兆し?

 

Diamondはこの気持ちかもしれないな

Diamond=ダイヤモンド…もっとも美しいもの、もっとも硬いもの、もっとも強いもの、もっとも重要なもの?
→自分の好きなもの・したいこと(Midnight movie)を見て湧き上がる気持ち・意思(滾る想い)が「俺」の中で一番強い・一番重要なもの(Diamond)なのかもしれないなと言っている?

 

Oh yeah ただ息をひそめて Shine out

Shine out=太陽などが輝いて出てくる、人が異才を放つ、才能が際立つなど
なぜ息をひそめるのか
→『この気持ち』=『滾る想い』が自分にとって一番大事なものだとは分かったけど、それでもそれを貫くことで人から否定されるのは怖いと思っている?

 

落ちサビ

愛には愛情 嘘には嘘
それなり返すのがRegulation
裸の心は誰も知らない
今はまだDon't analyze me

1番サビの繰り返し
ミュージカルでいうところのリプライズっぽい使い方のように思えた
1番から2番、Cメロまでをかけて徐々に『俺』の価値観が変化していっているが、この落ちサビでもう一度最初の歌詞に戻ることでラストでの変化をより印象付けている?

 

大サビ(ラスサビ)

夢とは幻想 祈りは自我〈エゴ〉
崩れ始めてるRegulation

2番サビの 何をしても何にもならないと思い込んでいる? が崩れ始めている(歌詞そのまま)

 

深くて永いこの夜の先

『永い』…単に長い時間を示す長ではなく永を使うことで永続的であることを意味している?
『この夜』…今の状況を暗い夜として表現している?
→そう簡単には今の状況から抜け出せないだろうと「俺」は思っている?

『この夜の先』…何をしてもどうにもならないという諦めに満ちた世界〈→の先→〉自分の望みを叶えるための努力が実を結ぶと思える世界?

 

いつか辿り着けたら
告げるだろう Please analyze me

『辿り着けたら』…↑に希望を見出しつつあるが、まだ辿り着けてはいない
→自分とこの世界のことを信じられるようになる日が来たら、「俺」のことを理解してくれ、理解しようとしてくれと言えるようになるかも、ということ?

 

 

ざっくり感想

歌詞の細かい部分について考えたことは以上です。

全体通して、「俺」は自分の知性とか判断力にはとても自信があるようなのに自分自身のことはよく分かっていないようで、自分と向き合うのは苦手な人なのかなと思いました。

また、歌詞自体はとても大人っぽいというか色っぽいのに、その中身には幼さが窺える気がしてそのギャップが気になりました。

細かいところでいうと1番サビで『愛には愛情、嘘には嘘』と自分は相手にいわばアルゴリズム的規則を適用しているのに、2番Aメロで”「俺」はそんなんじゃ解けないぜ”って言ってるの矛盾に満ちていて好きですね…… それだけ相手を理解する気がないってことなのだろうか……?笑

内容関係ないけどCメロ、縦読みでMIDOになってるのすごくいいですね……

 

 

現時点ではこんな感じです!

ということで、これから3部を読んできます!
ŹOOĻくん絶対やべー奴らなのでびくびくしております……笑

最後まで読んでくださりありがとうございました。
少しでも楽しんでいただけていたらうれしいです〜