開演前の空気が好き

舞台中心の感想置き場です。

IDOLiSH7「NAGISA Night Temperature」歌詞考察っていうか可愛すぎて悶絶

 

なんちゃって歌詞考察、リクエストあれば!とツイートしたところ

と早速お優しい方からリクエストをいただきましたので張り切って書いてみました!

IDOLiSH7の楽曲はまだほとんど聴けていないのですが、先日のアイナナ記念日の課題曲で叩いていてとてもいい曲だな〜と思っていた曲のひとつでした

 

改めて歌詞を読みながらフルで聴いてみたところ…………

か わ い す ぎ る…………!!!!

ストーリーが目に浮かぶいきいきとした歌詞とキャッチーでポップで、でもどこかしっとりとしたメロディーがとっっっっても可愛いですね……!
こちらのお題箱の回答ツイや曲についてのツイートにも結構反応を多くいただいていて、人気のある曲なんだなあと思っていたのですがすごく納得しました

そして、作曲が星部ショウ先生・作詞が児玉雨子先生ということでハロヲタ的にいつもお世話になっている方々でした!笑
児玉雨子先生はもう一曲歌詞提供されているというお話を聞いたので、今後出会えるのが楽しみです!

 

以下いつもと同じ注意書きです
※英単語等は初歩的なものも一応全部調べ直してます(知らない意味もあるかもしれないので)
※2021年にリリースされた曲のようですがストーリー全然追いついていない(現在3部読んでます)ので全然違う方向に飛躍してる可能性もあります。大目に見ていただけると幸いです!

 

※今回歌詞がかわいすぎてことあるごとにかわいいとうるさく書いてしまってます。うっとおしくてすみません

 

それでははじまり!

 

頭サビ

Oh My NAGISA Night Temperature

NAGISA Night Temperature

Oh My …(Oh Myのみの意味では)なんて!まあ!などの感嘆を表す
Night …夜、夕暮れ、宵の口、暗いこと、闇
Temperature …温度、気温、体温

改めて調べてみて、nightの時間帯が思ったより広いことを知って驚きました(夕暮れあたりはeveningだと思ってた)(厳密に分ける場合はevening→nightの順のようです)
以降の歌詞を見る限り、夕暮れあたりから夜の時間帯のできごとを描写しているようなのでここでのNightも広い時間帯で考えるといいのかなと思いました

ということで、「NAGISA Night Temperature」は直訳すると「波打ち際の夜の温度」になると思うのですが

この「Temperature」(=温度)は「気温」と「体温」のダブルミーニングなのではないかなと思いました
というのも、海岸って夕方になると海から風が吹いてきてさあっと涼しくなっていきますが、それとは裏腹にこの曲の主人公は意中の人とのやりとりでどんどんどきどきしていっている様子が描写されていて……
涼しくなっていく気温と、上昇していく体温の2つの意味がここにかかってるんじゃないかな〜と!

 

寄せては返すジレンマ

ジレンマ dilemma …二つの相反する事柄の板挟みになること

行動を起こして関係を進めたいけど、それによって今の関係が変わってしまうのも怖い、という自分の心を波に投影して描写しているのでしょうか! ぐっときますね……!

 

心もっと 許されたい

でも油断しないでいて

ここ、最高じゃないですか……?
行間がかなり省略されているのでいろいろな解釈が可能だとは思うのですが、個人的には
※以下妄想含みます※

本当は「あなた」にもっと心を許されて、次の段階に進んでもいいとお互いに思ってるってことが分かってから踏み出したい
けど、そんなにお利口に待てるか分からないし、隙があったらちょっと強引に踏み込んでしまうかも
だから油断しないでね?

って言ってるように聞こえました…………

歌詞全体で描写されているのはちょっとヘタレな(おそらく)男の子だと思うのですが、そんな可愛い子のちょっと強引な部分がちらりと見えるこのサビの歌詞……最高ですね……

※妄想終わり※

 

1番Aメロ

僕ら 用があるって

みんな ウソをごめん

おそらくグループで海に来ていて、昼間はみんなで遊んでいたけど、夕方ごろ適当に言い訳つけて意中の人とふたりで抜け出したんですね〜〜!!

青春!!!!(もうこの時点できゅんきゅんがとまらない)

ここの「僕」から、一応主人公は男の子と仮定します(僕っ娘の可能性もなくはないけど、歌っているのが男性アイドルグループなのでね)

そしてこの歌詞全体を読んでいてちょっとびっくりしたのが、相手の子が女の子なのか男の子なのか一切描写がないんですよね
だいたいこういう曲って、『長い髪』とか『赤いくちびる』とか、(今の時代そうとは限らないかもしれないけど)女の子っぽい描写があることがほとんどだと思うんですがいくら読み返しても性別がいっさい特定できない

いかようにも解釈できると言う意味で、これってかなりすごいことなのではと思いました!

ということでここでは「あなた」は単なる「あなた」として性別を特定せずにとらえることとしますのでご了承ください

 

冷えていく砂浜 駆け

群青空 琥珀溶けて

せつない マジックタイム

マジックタイム=マジックアワー…日没直後もしくは日の出前の数十分ほどある薄明の時間帯を指す撮影用語で、まるで魔法のように美しい写真が撮れてしまうことからこう呼ばれる

「冷えていく砂浜」にサビの「Temperature」(=気温)の方の気配を感じました
「駆け」という言葉に、グループを抜け出すことに対するドキドキとちょっとした焦りが感じられてとてもかわいいです

ちょうど海に太陽が沈んでいく様子を「琥珀溶けて」という言葉で表現しているのかな?と思いました
群青色の空と琥珀色を溶かした海のコントラストが魔法みたいに美しい時間、恋のときめきで胸が締め付けられてしまうんですね〜〜

かわいい……

 

1番Bメロ

あなたの

チラリ 瞳 花火のように

キラリ 光 弾けて Love

ここで花火のSEが入っているので単純に花火大会を見ているのかな?と思ったんですが、以降特に花火の描写はないのであくまで比喩なのかもしれないですね

グループを抜け出してちょっと離れた波打ち際まで来たところで、「あなた」はどういう様子なんだろう、気になるな……と思ってちらっと顔を盗みみたらぱちっと目が合ってしまったんですね

意中の人と目が合ったときの火花がはじけるような感覚を、花火や弾ける光に例えているのかな?と思いました

きっと夕暮れの群青色と琥珀色が瞳に映り込んできらきらして見えたのもあいまって、またさらに深く恋に落ちてしまったということでしょうか……

ここのナギくんの「Love」の歌い方が『『『六弥ナギ』』』!!!!という感じで最高です笑

 

1番サビ1

きっと余裕そうなあなた

精一杯だ 僕は

Bメロから続きますが、たぶん目が合って思わず視線を逸らしてしまったのは「僕」の方だけだったんじゃないでしょうか?

そしてその様子から、「あなた」が意外に余裕そうに見えて驚いて焦っているのがサビ1なのかなと思いました

きっともともといい感じのふたりではあったのだろうなと推測しますが、いざ抜け出してふたりきりになってみたら、あれ、「僕」はこれだけでもいっぱいいっぱいなのに「あなた」は意外と余裕そう……!?
どきどきしてるのは「僕」の方だけなのかな、と焦っているのかなと

 

塗り替えたい境界線

いくじなし 踏み出せよ

言い聞かせても

「境界線」を「塗り替えたい」、絶妙に奥ゆかしい表現で「僕」の奥手さが見えてとてもいい歌詞ですね……!
踏み込みたい、とか、破りたい、とかじゃなく、相手の意思を尊重した上で関係を進めて、「僕」と「あなた」を隔てるものを取り払いたいというのが伝わってくる気がします

「いくじなし 踏み出せよ」は心の中で自分を鼓舞している「僕」の心の声かなと
いくじなし以降ピタゴラ組なのとても好きです

でもそうやって自分に「言い聞かせても」、何もできない……!!

かわいい……!!

 

 

1番サビ2(繰り返し)

Oh My NAGISA Night Temperature

NAGISA Night Temperature

寄せては返すジレンマ

心もっと 許されたい

でも油断しないでいて

ここの後半が陸くんソロなの、めちゃめちゃかわい〜ですね……

個人的に(いや、共通認識かもしれませんが)この曲メンバーの中でも特にものすごく陸くんに似合うなと思いました笑

 

2番Aメロ

ちょうどいいところで

コール音が鳴っちゃって

1番で描写されてたようにちょっといい感じになってたところだったのに、抜けてきたグループのうちの誰かから、今どうよ!ひゅーひゅー!みたいな、茶化すような電話がかかってきちゃったんですかね〜

で、ここの「鳴っちゃって」の「て」の音、
1番ではレ(シ♭ ソ シ♭ シ♭ ソ シ♭ シ♭ )なんですが
2番ではド(シ♭ ソ シ♭ シ♭ ソ シ♭ シ♭ )になって一音下がってて、
なんかちょっと横槍入ってテンション下がっちゃった感じが表現されているのかな?かわいいな!と思いました

 

潮風が髪崩して

カッコつかない あなたの前

いつも通りかぁ

で「あなた」に内容を聞かれたくなくて、ぱっと後ろを向いて電話を取ったら、海から吹く風に後ろからあおられて髪がぐしゃっとなってしまったんですね(=「潮風が髪崩して」)
(海の方を見ていたときは、前から風が吹いてくるのでいい感じに髪もそよいでいた状態)

そんな自分を、よりによってふたりきりなのに「カッコつかない」なあ……なんて思いながら、いや、いつもそんなカッコよく決められてるわけでもないか。と自分にツッコミを入れているというか、ちょっと冷静になっている「僕」がかわいいです

 

2番Bメロ

それでも

にじり にじり 指先接近

パチリ どきり やっぱ無理だ

「それでも」!!

(↑がんばれ!!)

手をつなぎたくてにじりよるように指先を近づけていて

(というかここの「指先接近」が一織くんソロなのすごく好きです……)
(たぶんこの顔してる)

 

そして、触れても大丈夫かな?「あなた」はどんな反応してるんだろう、なんて思ってちらっと顔を見たら

また「パチリ」と目が合ってしまうという!!

(↑「あなた」、めちゃめちゃ「僕」のこと見てるじゃないですか!!)

「僕」はたぶんそんなに見られてるとは思ってなかったんでしょう、驚きと動揺で「どきり」と心臓が高鳴って、

「やっぱ無理だ〜!!」

ここの壮五くん可愛すぎてびっくりしました
フルを初聴時、曲よりちょっと先の歌詞まで読みつつ聴いてたんですが、歌詞読んだ時点ではてっきり陸くんかなと思っていたので意外で!
いつもはしっかりものの壮五くんですが奥手で可愛い男の子の感じがすごく出てて大好きなパートですね……!

 

2番サビ1

きゅっと結んだくちびる

意味深な沈黙

おそらく顔を赤くしたり焦ったりとせわしなく表情を変える「僕」を前にしても、「あなた」は笑ったりツッコんだりせず、じっと黙ってるんですね

そして「意味深な沈黙」ということは普段ふたりで話しているときあまり沈黙にはならないのだろうなと思いました

でもその前の「きゅっと結んだくちびる」というところから、自然体で、無意識で黙っているのではなく、「あなた」の方も何を言おうか迷っていたり、どきどきして落ち着かない様子なんだろうな
つまりはきっと「あなた」も実のところ「僕」を意識して緊張しているんじゃないかなと思いますが(そうでなければタイプにもよるけど↑で書いたような反応をして茶化してるのでは)、「僕」は一見余裕そうに見える「あなた」の様子に動揺してしまって、どうしよう……!となってしまっているのかな〜と思いました

「僕」、ほんとにいっぱいいっぱいなんですね……笑

 

ほんのちょっと触れたいけど

立ちどころ 焼けちゃいそう

陽が落ちていく

「触れたい」、どこに?と考えてみたのですが

①直近の歌詞から拾うと「くちびる」
「キスしたい」を「触れたい」と表現してるとしたらすっごくうぶでかわいいな……!と思いました

②実際にしてた「指先接近」から拾うと「指」
普通にこっちかも 手をつなぐのにさえどきどきしている奥手な「僕」にとっては指に触れたいというのが今一番の願いなの、純情すぎて溶ける…………

どちらの解釈でも、
「立ちどころ 焼けちゃいそう」!
触れたら焼けてしまうかも、なんて思ってるの本当に可愛いですね……

そしてその「焼ける」を落ちていく夕陽に重ねているところ、とても情景が思い浮かぶ歌詞で素敵です

 

2番サビ2(繰り返し)

Oh My NAGISA Night Temperature

NAGISA Night Temperature

寄せては返すジレンマ

心もっと 許されたい

でも油断しないでいて

三月くんに「許されたい」なんて言われたら許しちゃいますね…………(1番Aメロの「ごっめ〜ん↑」でも軽率に『許す……』となりましたが)

ここの「でも油断しないでいて」が大和さんなの、いいな…………
お兄さんらしく振る舞ってる大和さんが歌うとより『ちょっと情けない男』のリアル感が増す感じがして好きですね……

 

落ちサビ

キンとクーラー効いた街じゃ

とろけられないハート

退屈な日々の渦を

僕ら一歩 踏み出した

勘違いじゃない?

このパートは、海に来る以前のことも思い出しながら今の状況を俯瞰している部分かなと思います

前述しましたが、おそらく普段から「僕」と「あなた」はちょっといい感じになってきていたんだろうなと

でも告白したい、恋人同士になりたい、と心では思っていても、相手はどう思ってるのかな、どうするべきなのかなと色々理性的に考えてしまってなかなか踏み切れない、正直になれないという部分を「キンとクーラー効いた街じゃとろけられないハート」という歌詞で表現しているのかなと思いました

「クーラー」(=理性)に冷やされた「ハート」=(恋心、情熱)みたいな感じです

ここの「ハート」、歌詞カタカナなのに発音いい環くんめちゃくちゃ好きです 「クーラー」より「ハート」が強く聞こえてきて、本当は「ハート」に従いたいのに、という気持ちが伝わってくる気がします

だからこそ、非日常の空間なら何か変われるかも、と思って、グループを抜け出して「僕ら一歩踏み出した」のだけど、

「あなた」があまりにも余裕そうに「僕」には見えるから、いい感じだって思ってたのは「僕」の「勘違いじゃない」よね? と不安になってきちゃったのがこのパートかなと

 

ラスサビ

Oh My NAGISA Night Temperature

NAGISA Night Temperature

寄せては返すジレンマ

心もっと 許されたい

でも油断しないでいて

 

いま気づかれたい熱視線

「気づかれたい熱視線」!

ということは、結局この曲で描写されている中では「僕」は何もできなかった……ということ……!!

こんなに進展のない夏曲もめずらしいんじゃないかなとさえ思えてきました(他にもあったらすみません)

指先に触れることも、見つめ合うこともまだできなくて、熱っぽい視線を送るから「僕」の恋心をわかってよ、という…………

はちゃめちゃにかわいいですね…………

 

ちなみに落ちサビの「踏み出した」、一回は何か起こったってこと……?とも読めるなとは思ったのですが、この「気づかれたい熱視線」でいややっぱり何も起こってないかと個人的には思いました笑

 

 

以上です!

勢いで書いたのでいろいろとっちらかってそうですが、あまり推敲してると恥ずかしくなってきそうなのでこのまま投げようと思います笑

過去のなんちゃって歌詞考察ももしご興味ありましたら〜

fleurs-wisteria.hatenablog.com

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!