開演前の空気が好き

舞台中心の感想置き場です。

ミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」プレビュー公演 ─感想というより観劇記録

プレビュー公演の記念にサポーター会員証をもらいました

 

2023年7月27日(木)に上演されたミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」プレビュー公演を観てきました!

生バンドのミュージカル、ジャージー・ボーイズぶりだったけどやっぱりいいですね〜!!

 

 

公演概要

舞台は学校、そして
バスケットコート。
大いに笑って、
大いに泣ける、
成長と再生の
青春ストーリー!

「僕は、誰にも見えないんだ」
クラスメイトから無視され、親からも見放されていた高校生のキム・スヒョンは自ら命を絶った……はずだった。

目覚めたスヒョンの前には15年前に死んだ高校生の3人がいた。
「どうせ死ぬなら、その体を俺たちの為に使ってくれないか?俺たちの願いを叶えてくれ」
スヒョンは成仏できない幽霊のスンウ、ダイン、ジフンからの頼みを断りきれずに体を貸し、憑依される事を受け入れる。

運動音痴のスヒョンだが、バスケが得意な幽霊に体を貸したことにより、スター選手だと勘違いされ、ジョンウがコーチをする弱小バスケットボールチームに入部することになり……。
幽霊たちの願いとは……。

「伝説のリトルバスケットボール団」は、韓国の二大ミュージカル賞「イエグリーンミュージカルアワード」にて、主要部門であるミュージカル賞、演出賞、脚本賞候補に選ばれるなど、パク・ヘリムによる笑って泣けるストーリーとファン・イェスルによる美しく心躍る音楽が魅力の人気作。

littlebasketball.jp

感想メモしてないまま時間経っちゃったので覚えている限りですが……
感想というよりは観劇記録みたいな感じになりそうです。

席が前から3列目の上手端から3席目だったので首は死にましたが、表情などとても細かいところまで見ることができてよかったです。笑

 

プレビュー公演なので、今回はネタバレなしです〜

 

 

 

 

※兼役が大変多いことと、役名で書くとネタバレになるかもなのであえて役者さんの名前で書いてます。

 

生バンド&生歌はやっぱり最高

最初にも書いたけどやっぱり良かった……!
ジャージー・ボーイズと同様の形式で(似ているわけではないけど)、舞台セットとバンドが溶け込んでいて良かった。

お歌に関しても、これまでミュージカルにあまり出ていらっしゃらない俳優さんも含めて全員とっても上手で、みんなもっとミュージカル出てくれ……!と思いました。
これをきっかけに出演作増えるといいなあ……
個人的には糸川さんと吉高さん目当てで行ったのですが全員良かったです。
特にラストあたりの平野さんと糸川さんのデュエットがめっちゃめちゃ良かったので、本公演ではたくさんの方に聴いてほしい。

演奏・歌唱はもちろんですが音楽自体のクオリティも高くて、韓国ミュージカルすごいな……と改めて実感しました。

 

ストーリーすごく良かった

「笑って泣けるストーリー」とはこのこと!という感じ。

役者さんの力量をダイレクトに感じることができる脚本だと感じたので、そういう面でもとってもおすすめです。

個人的にとても印象に残ったのは平野良さん。
実は初めてちゃんと拝見したのですが、凄い……。
演じる、そう見せる、ってこういうことか……と思いました。

演技やストーリーについて感想を言おうとすると全部ネタバレになるので本公演観たら改めて書こうと思います……!

 

バスケ

みなさんお上手でびっくりした!さすがの運動神経ですね……

経験者の方々はもちろんですが経験がないとおっしゃっていた方も違和感ない上手さでした。

 

テンポ・間

役者さんのTwitterとか観ていてもどうやらすごく準備期間が短かったようだけど、プレビュー公演とは思えない完成度でした。

ただひとつ気になった点があるとしたら、テンポ・間が速かったかも。

これはここがダメだったというわけではなく逆に、いい役者さんたちだと最後に残るポイントというのがテンポ・間になるのだなと……
どの作品も、絶妙な間、緩急のあるテンポ感で安定して上演するためにたくさんの時間をかけて稽古してくれているんだなあ、と実感しました。

きっと本公演ではもっとブラッシュアップされた姿を見せてくれることでしょう!

 

 

以上です!

正直言って、もうちょっとどうにかならなかったのかな……と思う題名ですが、題名にとらわれず観ることをおすすめしたいミュージカルです!笑

本公演とっても楽しみです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました!